人吉球磨は、若者の人口流出などによって基幹産業である1次産業の高齢化が進み、担い手不足の結果、耕作放棄地が拡大する等、地方特有の課題を抱えています。
また、これまで様々な地域活性化策が講じられてきましたが、１０市町村のうち人口１万人未満の自治体が７町村と小規模であり取組の限界もあります。
しかし、幸いにも長い年月の中で先人達が築き上げた豊かな文化が大きな遺産として受け継がれており、この地域そのものが誇りと愛着が持てる観光資源として大きな価値となっています。
この価値を活かして、マーケティングを組み合わせた観光に民間事業者主体で地域が一体となって取り組むことにより、地域経済の活性化や雇用の拡大につながり人吉球磨全体に短期的、長期的にインパクトを与え続けられる解決策となります。
地域が一体となって観光地域づくりに取り組むことにより、日本有数の観光地として活気と潤いのある地域となり、人吉球磨を日本を代表する地方にすることを目指します。